1999/07 米沢〜大平温泉〜奥磐梯 (福島県) |
2回目は、いきなり2泊3日の大旅行である!
これは、なんと今では欠かせない「相談役」さまのデビュー戦である。 相談役様は、部長様の同期であり腐れ縁、、、いや、会社に入って以来の友人で、私と出会う前から温泉三昧をしていた温泉通である。 当時私は、相談役様とは、たいした面識がなくえらい人だったので、少しビビッていたのを覚えている。 さて、この旅行なんで、こんなにすごいことになったかと言うと、相談役様が参加したため、貧乏人である私ことサイト管理者や道具係では想像もできない企画が飛び出てきたのである。 私も道具係も当時、運転出来ず(私は無免許、道具係はペーパー)で、部長様に無理を言ってはいけないと思っていた。 が、さすが相談役様!容赦なしである。「大平温泉に行きたい!!」 私からすれば、なんと温泉天国の群馬や栃木を差し置いての福島である。打ち合わせの中での話では、北海道でも行きかねない勢いであった。 ちなみに、相談役様もペーパーなので運転はできない。部長様お一人で運転するのである。 (※記憶が定かではないので多少事実と異なる恐れがあります、が、あまり気にしないでください。ここで重要なのは、事実に則しているかということではなく、私が気持ちよく書けることが重要なのである!(^^;) ということで、米沢〜大平温泉〜奥磐梯への旅行が実現するのであった。 初日、米沢駅に到着し、レンタサイクルで市内観光である。都心で生活している我々にとっては、時間の経過がゆっくり感じるような、ゆったりとした素敵な町並みでした。 市内観光で夜のつまみや晩酌用の酒も確保した後、いざ大平温泉へ! 大平温泉へは、山道を車で行くのだが、本当にすごいところで、山に登っていくところなんかはくねくね蛇行しており、カーブの度に切り返さないと曲がれず崖から落ちそうなところばかりだった。蛇行が終わると今度は、何も無い寂しい山道がしばらく続き、「大平温泉駐車場」の看板が道路の退避場所のようなところにたっていた。 油断すると通り過ぎそうなところに駐車場がある。 さて、駐車場も見つかり宿のありかを探すと、すごい谷底に宿らしきものが。。。。 案内板も宿らしきものを指していた。 あっけに取られつつも、仕方なく降りていく。蛇行した道で、こけたら最後下まで転げて行きそうな坂道である。 降りたときには、日ごろ運動しない我々は、汗だく&足はがくがく。。なるほど秘湯である。 こんなにすごいところとは思わなかったし、こんなに足腰弱っているとは思いもしなかった(^^; しかし、苦労は報われるものである。 宿に入り、早速露天風呂へ向かうと塀も無く宿から丸見えだが、すぐそばに川が流れており、近くの滝の音が自然を感じさせてくれる開放感満点の露天風呂!(女性用の露天は、宿から見えないように目隠しがあります) 多少気になったのは、温泉好きな虫君たちが死骸となって風呂のそこに居たことくらい。秘湯を求めるものとしては、そんな小さなことは気にしちゃいけない! さて、食事はというと、米沢まで来たのだから、米沢牛!という強い希望があり、オプションで米沢牛のステーキを付けていた。 それが、びっくり!オプションなしでも食べきれないほどの量があり全ては食べ切れなかった。 登山客が多いと言うこともあり、食事は量が多いのかもしれない。 秘湯を満喫でき、大変満足できる旅館であった。 翌日、下りでも汗だくになる坂を当然上るのである。 駐車場に付いたときはみんな汗だくで、「風呂にはいりたい!」状態。温泉宿から出てきてほんの30分程度で、風呂に入りたくなった旅館はここだけだった(^^; 我々が次に向かったのは、昼飯を取るために喜多方である。 時間の関係もあり喜多方では、並んでいないラーメン屋で本場の喜多方ラーメンを満喫し我々は、会津城(鶴ヶ城)へ向かった。 福島と言えば、やはり白虎隊ゆかりの会津城は外せない。 会津城では、知る人ぞ知る人力車の車夫、松五郎さん! 我々は、どうも珍しい乗り物や珍しい食べ物は試さずにいられない生き物の様で、ここでも「人力車」があると知れば、乗らずに居られなかった。 とても楽しい案内で我々を楽しませてくれた。温泉同好会では、いまだに松五郎さんは有名である。 会津城へ行ったら、ちょっとこっぱずかしいですが旅先の恥じは書き捨てと思って、是非乗ってみてください、とても楽しい時間を提供してくれることでしょう。 会津で晩酌の酒をゲットした我々は、2泊目の宿へ向かった。 ちょっと遅くなってしまい、宿付近で既に真っ暗である。苦労の末やっと宿を見つけたどり着けた。 苦労は報われないこともある。人生そういうものである。 部長様が選んだ宿だが、部長様の温泉同好会での忘れられない汚点になるのであった。 宿はスキー客を相手にしている地域で、我々が行ったときは閑散期で客も我々しか居なかった。 宿に入ると、入った時間が遅かったこともありすぐに食事になった。 民宿と言うこともあり食事は、食堂でとり家庭料理であった。 我々が嫌な予感を感じたのは、食事のときで、我々が食事を行っている横で町内会の会議らしき宴会が始まったことである。 「えっ?ここの温泉街泊り客ないの?大丈夫か、、、」 と心の中で少し思った。 その嫌な予感が現実のものになるのは、食後すぐであった。 「部屋に戻り、お茶でも飲みますか」と言うことになり、きゅうすなどのお茶セットを取ってきた(ここは、お茶セットは廊下においてあり、各自利用後に洗って戻すシステムになっている) いざ、きゅうすのふたを開けると、なにやら黒いものがゆらゆら、、、 前の客が洗わずに戻したお茶にカビが付いて、どろどろ。。。 「なんじゃこりゃ!!」となったところで、仕方ない、玄関に自販があったから缶ビールにするか、と言うことになり、購入。 これが、なんかまずい。。なんとそのビール賞味期限切れ。 「うぅぅっ。。。」 気を取り直し、風呂に入るか! で、風呂は、3〜4人入るといっぱいになるくらいのお風呂。私が湯加減を見ると「おっ、ちょっと熱めだ」と思いきや、入ってみると下の方は水。 と言う具合に、強烈なはずれ宿。(後に分かったのだがその宿は、繁忙期の利用者には結構評判が良いらしい) 3日目、気を取り直し五色沼の見物し自然に大いに触れた後、「磐梯山噴火記念館」、猪苗代湖にある「野口英世記念館」を見学し少しだけ賢くなって、帰路に着いた。 我々にとって、初期の旅行で、楽しいことも残念なこともあり記憶に強く残る旅行であった。 【サイト管理者】 | |
米沢駅じゃー。。。 【道具係】 | |
上杉神社にて。上杉 鷹山(治憲)公の像。 【道具係】 | |
草むらのような駐車場から歩いて20分。うぉーーーーあれは!!!。たっ隊長(部長様のこと)。あれが滝見屋さんですか。。。。。(ここは最上川の最上流の地です。) 【道具係】 | |
滝見屋さんの全様でーす。今は夏ですがクーラー要らず。(扇風機はあるが川、沢、滝のおかげで涼しい) 【道具係】 | |
会津城(鶴ヶ城)じゃー。 【道具係】 | |
猪苗代湖。日本第4位の大きさで御座候。 【道具係】 |