1999/11 水上〜猿ヶ京温泉 (群馬県) |
この旅行は、私ことサイト管理者にとって、素敵な思い出となる旅行であった。 この旅行は、カメラマンのデビュー戦でもあり、道具係がペーパーを返上し車を購入して温泉同好会車としてデビューさせたのもこのときである。 さて、温泉自体には一切関係ないが、私にとって素敵な思い出の布石となった件についてお話しておこう。 私は、旅行の前日深夜0時から2時まで、どうしても外せない仕事があり出発が5時(だったと思う)なので、徹夜は覚悟していた。 だが、その日は、18時から深夜の仕事まで時間が空いてしまった為、飯でも食って時間つぶすかと思い一旦会社を出た。そこで、「まぁ、ちょっと飲んでも大丈夫だろ。。」と思い酒を飲んでしまった、、、と言うか、ただでさえあまり強いほうではないので、すぐに酔っ払いいわば、仕事を始める少し前には、へべれけ状態。油断するとろれつも回らない状態。もちろん仕事は、人に直接会うわけでなく電話で対応すると言うことだったので、酒臭いのは問題ないが、ろれつがやばい状態で、頭の回転も当然やばい。。 と言うか、頭じゃなくて目の前が回っている状態。 こんな具合で、必死で仕事を終え急ぎタクシーで帰宅。 こんなんで、仕事していいの???? と、思う方も沢山居るでしょうが、、、、 もちろんだめです。 まぁ、既に5年以上たっており、今では会社もやめちゃったので、時効と言うことで(^^; さて、さりげなく集合時間にさりげなく5分遅刻し、みんなに「遊びの約束は絶対守れよ!」とか、「酒癖ーぞ!この酔っ払い!」とか「おでこひろくなってねー?」とか大変好意的な、挨拶を受け流しながら、今回デビューした道具係の3列シートのマシーンの3列目に転がり込み気絶。 素敵な旅行の始まりである。 我々は、関越自動車道で水上を目指した。途中、サービスエリアで朝食を取りなおも水上へ。 水上は温泉が目的ではなく、谷川岳と一ノ倉沢と水上のテト馬車である。 まず、谷川岳のロープウェイで山頂まで行くことにした。当日谷川岳のスキー場がオープンしたと言う日なのでロープウェイで上って行くと雪が積もっていた。 私は、そんな素敵な景色などよりも気になることがあった。はっきり言って、私敵には節度の無い酒飲みの翌日で、完璧な二日酔い。 景色なんかよりも、ゆっくり現れるロープウェイに絶えることしか考えられなかった。ゴンドラが支柱のところを通過する際のなんとも言えないあの揺れを強烈な二日酔いで経験するのは、絶対に忘れられない思い出になるでしょう。 ロープウェイが到着する寸前、リバースが始まった私は、駅に付くや否や速攻で駅の外へ駆け出しリバース!! 子供のころ、家族旅行で私が長靴で出かけてしまって以来の忘れられない旅行となることだろう。 (いまだにお袋から「あの時は、ほんとにがっかりした。」と言われる。お袋には相当衝撃的事件だったのだろう) そんな予感を感じながら、ふらふらで、スキー場の山頂に至る。 きっと、天気が良ければ最高の眺めだったに違いない!と思いながら、景色を悠長に眺める余裕も無く、心の中では「二度と酒なんかのまねぇ」と、出来もしない誓いをしていた。 次に向かったのは、一ノ倉沢。JRの自動販売機の写真で山の風景があるが、そこである。 これは、二日酔いで死に掛けている私の目にも鮮明に残っている。 人間が如何にちっぽけな存在であるかを思わせる壮大なものであった。 水上へ行ったときは、是非、足を運んで欲しいところある。 水上では、この後、水上の蕎麦を食しテト馬車に乗り宿がある猿ヶ京へ向かう。 さて、仕事前に酒を飲んでバチが当たった私も水上を出るころより回復し猿ヶ京に着くころには、すっかり回復して、宿に入る。 今回の宿は、「猿ヶ京温泉テルメ国境」スーパー銭湯に宿泊施設を追加したようなところで、いつものことですが貧乏人がいる温泉同好会にとっては、食事や寝場所にこだわらない人であれば、十分。 露天風呂も結構大きめで、値段からすると悪くないと思った。 翌日、なんとなく立ち寄ることになった「法師温泉長寿館」で素敵な思い出作りが出来てしまう。 長寿館は、なんとも古い歴史を感じる素敵な建物で、宿の周りを少し散策すれば、昔は街道の途中にある宿であったこと思わせる。 建物と周りの景色を堪能し、さて、温泉に入る。温泉は、混浴と女性用の内風呂があり、混浴の方は(独身おじさん5人組の我々には女湯の情報はありません)明治のハイカラな建物を思わせる素敵な建物である。我々が行った当時は、脱衣所は風呂の周りにある棚しかなく、風呂の横で服を脱ぐ様になっていた。 (後に1、2度訪れたが、そのときは既に男女別の脱衣所が出来ていた) お湯は、無職透明で温度も低めであったので、湯気も少なく底の玉砂利まではっきり見えるほど。 さすがは、有名な温泉と言うだけあってお客さんも多く結構混雑していた。 そんな状態のところに女性の集団がやってきた。。。と言っても私は声を聞いて、「なんだおばちゃんの集団か。。」なんて思って見向きもしせず、背を向けてい入浴していた。 ところが、目の前のお客さんたちはなんかその女性たちにみんな目が行っているではないか! 私はさりげなく移動をし女性たちが見える位置へ移動。なんと、おばさんたちの中に若い女性が。。 と言うことで、混浴っていいなぁ(^o^/ とおもってしまった。 これ以上書くと、ただのスケベ親父だと思われるので書かないことにする。(まぁ、私はただのスケベ親父ではあるのだが。) なんともいろんな意味で素敵で、独身おじさん5人組には刺激的な温泉旅館であった。 その後、どっかよって帰ったのだが、どこに寄ったんだか思い出すのも面倒であり、誰が読んでも退屈なだけだと思うので、今回は、この辺で筆を収めることにする。 【サイト管理者】 | |
谷川岳と一ノ倉沢で御座います。 (少しデジカメの調子が悪いです。) 【道具係】 | |
テト馬車でーす。 【道具係】 | |
猿ヶ京の関所資料館です。私、道具係は資料館などが大好きで御座います(特に歴史のあるものは!)。 【道具係】 |