2003/11 湯野上温泉 (福島県) |
時の流れは残酷である。 中年集団である温泉同好会メンバーは、記憶力と云うものが怪しいのであまり覚えていないのである。 特に宿のことは・・・ とはいえ、今、この記事を書こうとしているのは、2007/12である、はや4年の歳月が流れてしまっている。ただ、人並みに忘れてしまったのであり、頭が悪いとかボケたとかではなく歳相応に忘れているのである。 さて、状況を理解していただいたところで。当時の怪しい記憶を元に本題に入ることにしましょう。 温泉同好会にとって、久々の温泉活動である!1年以上のブランクがあったが、温泉同好会復活である。 間が開いたのは、なにやらみんな忙しくタイミングが合わなかったようだ。 今回の旅行は、11月初旬で好天に恵まれ紅葉が綺麗であった為、景色の話が中心になっていくだろうなぁ、、、と思いつつ書き進めることにする。 | |
さて、我々は、AM5:30に川崎を出発し一気に湯野上温泉へ向かうことにした。 今回の旅行は、天気が良かったので、サイトの趣旨とはずれてしまうが、温泉よりもとても景色が心に残る旅となった。 東北道を降りて、国道118号線で湯野上へ向かう途中に羽鳥湖を通り高原地帯を通過した。 少し遅かったが紅葉が見られた。 我々の旅行は11月が多いので大体は紅葉には少し遅いのだが、このときは紅葉がまだ残っており、天気が良いためか燃えるような山々がとても印象的であった。 (左:R118沿い 羽鳥湖付近) | |
我々は、湯野上温泉付近到着後、近くにある大内宿に向かった。 大内宿とは、江戸時代の宿場の面影を今もそのままに残しているかやぶき屋根の集落。 街道は会津西街道、南山通りまたは下野街道と呼ばれ、 会津若松と日光今市を結ぶ重要な道だったそうである。 道の両側に小さな水路があり山水が流れており、飲み物などが冷やしてあった。 都会では見れない光景であり、新鮮であった。各建物もお土産ややそばや、旅籠などがあり、江戸時代の宿場の雰囲気をかもし出していた。 (右:大内宿) | |
大内宿を後にした我々は、湯野上付近でもうひとつの観光場所である、「塔のへつり」へ向かった。 「へつり」とは、方言で「川に沿った断崖、急斜面」のことらしい。100万年以上という長い年月の浸食と風化によって大川の断崖が削られてできた奇岩、怪石の景観である。 左の写真の人の大きさと比較してみれば、如何に壮大であるかお分かり頂けるだろう。 写真では、水が汚れて見えるが、実は結構綺麗な水で、すごく水深があるようであった。 写真の様に岩に通路が作られているのでが、狭くまたよく滑りそうな道で、今まで何人落ちたのだろうか。。。と思わせてくれる。 (左:塔のへつり) | |
塔のへつりを後にし、我々は宿に向かった。 さて、問題の宿である。 私(サイト管理者)は、この写真を見ても思い出せない。 でも、状況証拠からしてここに泊まったらしい。 館乃湯のサイトを見ると、露天風呂もとてもよさそうである。 私が風呂に入らないことなどありえないので露天風呂に入ったはずだが、まったく記憶が無い。 このサイトでは、公開できないがどう見ても私らしき人物が館乃湯で食事を取っている写真がある。 。。。まったく覚えていない。 頭でも打って、記憶喪失にでもなったのだろうか。。 カメラマンの情報によると、すぐに寝たので覚えていないのでは?とのことでした。 館乃湯さん、ごめんなさい。 (右:館乃湯) | |
翌日、我々は国道252号線沿いの温泉(共同浴場)を巡りながら田子倉湖を経由し新潟へ抜けることにした。 途中、立ち寄った湯倉温泉は、鉄分が豊富で温泉が注ぎ込むところは、鉄が酸化して結晶化しており真っ赤であった。なかなかこれほど鉄分が豊富な温泉も少ないだろう。泉質は最高だった。 他にもいくつか共同浴場を巡りながら、走っていると国道252号線に沿って流れる只見川が波も無く鏡のように静かに流れており、山々を映していた。 この景色は、風が無く天気が良くないと見れないもので、ほんとに忘れられない程美しいものであった。 国道252号線沿いでは、川面に写る電車を狙ってカメラ小僧たちが沢山居た。 (左:R252沿い) | |
国道252号線を進むと田子倉湖に着く。 田子倉湖は、人工湖でダムである。 田子倉湖に到着したのは、既に日が沈むころであった。 当初の予定では、帰路に着くのがPM2:00の予定だった。 さすがは、温泉同好会。素敵である。予定なんかお構いなしである。 田子倉湖は、この旅行も最後なので多少お土産を購入し帰路に着いた。 私ことサイト管理者は、ここまで来ると既におねむの時間である。 この先、新潟へ抜ける道は、何も無くしかも真っ暗であることもあり、運転手である部長様に少しばかり遠慮しながらも、既に身体は爆睡モードである。 と、云うことで今回の記事はここで筆を納めることにする。 今回の旅行は、幸運が重なり秋の景色を満喫できた素敵な旅行になった。 (右:田子倉湖) 【サイト管理者】 |