活動記録

2008/07 熊の湯・ほたる温泉 (長野県)

私ことサイト管理者にとって、念願の蛍観賞である!
昔子供の頃に実家の近くに蛍が生息する場所があり、山を覆うような幻想的な蛍の光をまた見たいと言う思いが強くあり、長年蛍狩りを企画しその度失敗に終わってきただけにその思いは非常に強かった。
ちなみに、私が見た山を覆うような蛍を見たところは、ダムに沈んでしまいもう見ることは出来ない。人が生きていく為のダムではあるが、人は自然を破壊し酷いことをする生き物である。

さて、時期は梅雨の後半雨天必死のスケジュールである。
しかし、温泉同好会の活動は不思議と天気に恵まれているのある。
なんと、天気予報では、旅行当日だけ晴れマーク!さすがは、温泉同好会!!もしかしたら私の執念?
さて、当日、天気良好!!!梅雨とは思えない良い天気。
早朝5時過ぎに出発!
我々は関越自動車道から、上信越自動車道を通り信州中野で降り、夜の楽しみの為に部長様が既に調査していた中野市内にある丸世(まるせ)酒造店を目指す。ところが、場所が分からず、近くの駅で駅員さんに丸世酒造店のありかを聞くと、駅員さんみんなを巻き込んで探して頂きましたが、結局分からず、近くの交番で聞いてくれということになり、交番で聞いてやっと場所が分かり、丸世酒造店へ向かった。
本当に駅員さん、交番のお巡りさん親身になっていただきありがとうございました。
さて、丸世酒造店では、お酒の造り方など色々と親切丁寧に教えていただき、また試飲までさせていただきました。もち米を使った本当に美味しいお酒で、ついつい大量のお酒を頂いてしまいました。
信州中野へ起こしの際は是非立ち寄っていただきたいお勧めの酒屋でした。
(上:丸世酒造店)

我々は、酒屋を後にし湯田中へ向かった。湯田中では、もちろん温泉!!ではなく、自然を満喫しよう!ということで、一茶の散歩道という散策コースを歩くことに。まったく温泉には関係ないがたまには運動も大切。
一茶の散歩道には、一茶の俳句が書かれた札がところどころにあり、一茶の俳句を楽しみながら森林浴ができると言うもの。都会暮らしの我々にとっては、新鮮で気分が良いものであった。
ただ、私ことサイト管理者は、天下無敵の運動不足ということもあり、ひーひー言いながらの散歩となった。
情けない(^^A
(上:一茶の散歩道)

さて、湯田中では駐車場を探すので、時間を取ってしまい、次の目的である東館山高山植物園へ向かう。
途中「すんげー滝があるらしい!」と言う情報があり立ち寄ることに。
滝の名は「澗満滝」といい落差107mを誇る。
我々は滝の間近までいけると思い、かなり歩くことを覚悟していたのだが、駐車場からちょっと入ったところに展望台があり遠目に見える距離。
滝の大きさは実感できるが、マイナスイオンが全身で受けるくらい近くで見れることを想像していただけに少し肩透かしを食らった気分である。
(上:澗満滝)

澗満滝付近に「名水公園」と言うものがあるという情報もあったので、とりあえず水を確保するために立ち寄った。
名水と言うだけあって、冷たく美味い水である。
水汲みが出来るのは写真の右側に2箇所あり片方は結構な水量でたまに水量が多くなったりするので、大騒ぎしながら水を手持ちのペットボトルに汲んでいた。
それにしても今日は暑い。。。今日というのは、これを書いている日のことだ。
クーラーが壊れている我が部屋で書いているのだが、どうにかならんものか。。。
みんなで地球温暖化を阻止しよう!!!
お願いだから。
(上:名水公園)

さて、愚痴も言ったところで、話を戻そう。
東館山高山植物園は、小さいゴンドラで行くのである。これが結構小さいので、怖いものがある。しかもおじさんが3人も乗ると暑い。
頂上について下りたときは、さすがに標高2000Mと言うこともあり、さわやかである。
空は青く、雲は都会では見れないくらい綺麗である。
植物園と言うこともあり、見たこともないような可愛い高山植物の花が沢山咲いていた。
車でこれない場所と言うこともあり空気は綺麗でとても気持ち良いところであった。
標高2000Mともなれば、空も近く感じられ空の美しさを再認識させられる。
(上:東館山高山植物園)

我々は、東館山高山植物園を後にし、宿へ向かう。
今回の宿がある熊の湯温泉近くに前山湿原と言うのがある。宿から2,3分でスキー場のリフトを使い上まで上がれば、そこが湿原である。
リフトを下りて5分ほど歩くと渋池がある。
渋池は、なんとも幻想的で浮島があちこちにあり、モウセンゴケが浮島全体に生息しており光の当たり方でオレンジ色に見える。
風も少なく天気が良かったこともあり、湖面に対岸の木々や空が写り心が表れるようだった。
さて、ここからの下山だが、リフトが終わっていたので、歩いて下りることになった。
これが結構な距離があり非常につらいものが。。。
皆さんが行くときは、16:10くらいでリフトが終わるので、少し早めに行きましょう。
(上:渋池)

我々は前山湿原を後にし宿に入った。
宿は熊の湯「一望閣」。
宿に入り、とりあえず今回は良く歩いたのでお待ちかねの温泉だ。
まずは、内湯に入る。硫黄の香りがする少し熱めのお風呂。成分が強いのか、上がってしばらくは身体のほてりが取れない。温泉らしい良い湯である。
今回は、どこの温泉も人が少なかったので、人がいなくなったところで、写真を取らせて貰った。ん〜〜、温泉同好会のサイトらしくお風呂の写真がいっぱい乗せれるので嬉しい限りである!
温泉の後は食事だ。ここの食事は山菜尽くしで大変美味しく量もあり、大変満足いくものであった。山に来たら、やっぱり山菜だよね。
(上:一望閣 内湯)

食事の後は、今回のメインイベントである、蛍観賞である。
宿から、2,3分歩くと数匹の蛍が小川伝いに光っていた。小川に沿って歩くと段々と蛍の数が増えた。山を覆うほどの数はいないが、久しぶりに間近で蛍を見れて、嬉しかった。
ただ、蛍を沢山の人が見に来る為か、光り方がゆっくりとした点滅ではなく、光りっぱなしで蛍もストレスを感じてるんだなぁ。。。と感じた。
我々は、近くの石の湯というところがもっと多いと聞いたので、そちらに行くことにした。車で1分程度で駐車場がありそこからは徒歩である。これが結構な距離があり、しかも石の湯では、蛍保護の為、厳しく規制があり触れるのはもちろんライトも禁止である。蛍を守る為にはその位はやるべきだと思うし、大切にしてることが良く分かる。しかし、この日は、石の湯ではあまり蛍が見ることが出来なかった。しかし、見れた蛍は、ゆっくりと点滅しここの蛍は、大事にされていることが良く分かった。
(上:蛍が飛んでいたのでバルブで手持ち撮影)

蛍を観賞し宿に戻って、今度は露天風呂があるということなので、露天風呂へ行った。
ここの露天風呂は、宿の人曰く「まぁ、3人ぐらいしかはいれないよ」と言っていたが、さすが温泉同好会、無理やり5人で入った。
確かに普通に考えれば、3人入ればいっぱいだが、時間が夜は10時半までと言うこともあって、5人で体育座りで入った。
傍から見るとなかなかきもい景色である。
おっさん5人が狭い風呂に体育座りで入っているのである。
メンバーの名誉の為に言っておくが、同性愛者はいない。みんな女好きである。。。。と私は思っている。てか、いないよね???
(上:一望閣 露天風呂)

さて、2日目!前日、丸世酒造店でついついいっぱい頂いたお酒をほとんど飲み尽くし、部長様と相談役様は、二日酔い全快である。
そこで、ドラえもん!あっ、違った道具係!簡易アルコール検知器が登場してきた。
運転手である部長様は、検査の結果やはり酔っ払いである。
ちなみに私は、2,3杯飲んで速攻で寝たので私は
もちろんほぼアルコールは出ず、さわやかな朝である。
まぁ、夜中の3時過ぎに酔っ払いが騒いでたので目を覚ましたが。。。
とりあえず、宿のお風呂に入りアルコールを飛ばす努力をするが、もちろん無理。そこで、アルコールが検知されなかった、ドラえもん!あっ、違った道具係が運転手として次の目的地へ向かう。
まず、向かったのが松川渓谷沿いの七味温泉。
立ち寄ったのは「山王荘」といい、一番奥にある宿である。硫黄の香りがする、淡いグリーンのお湯で結構暑め。
しかし、露天風呂から、川が眺められ向かいは、山になっており紅葉の時期に来てみたくなった。
実は、七味温泉では、「牧泉館」に行きたかったのだが、残念なことに閉館していた。
後で聞いたのだが、売りに出ているらしい。誰か、2億円で「牧泉館」買い取ってを復活させてください!!
(上:七味温泉 山王荘)

さて、七味温泉を後にし次に向かったのが五色温泉 五色の湯旅館
ここは、名の通りお湯の色が変わる珍しいお湯である。
到着すると2歳くらいのお嬢さんが出迎えてくれて、接待してくれた。なんとも可愛い。
早速、露天風呂へ向かったがまり受けていたのは、しっかり太陽エネルギーを充填した石たちである。
とりあえず、脱衣所で服を脱いで露天まで向かうのだが、足が熱い!
急ぎ風呂に入るとこれまた太陽エネルギーを充填したのかやや暑めの湯。この日は、お湯の色は、グレー。
湯の花は黒く珍しいお風呂だ。
風呂の側に川が流れ、向かいは森。ここも景色は良い。本当に松川渓谷沿いの温泉は景色が良い。
風呂を出て、ロビーに行くと、またもやお嬢さんが接待してくれた。相変わらず可愛い。恐らく宿のご主人と思われる方が、お出でになり「信州の秘湯」と言う冊子を頂いた。
色々と得点があるようで、冊子を持っていくと値引きしてくれるお店もあるらしい。
我々は、ご主人とお嬢さんと楽しい会話を楽しみ五色温泉を後にした。
次に向かったのが、松川渓谷温泉滝の湯。しかし当日、工事中と張り紙があり入ることが出来なかった。
(上:五色温泉 五色の湯旅館

松川渓谷温泉滝の湯は「裏活動記録」にもあるが雰囲気も良く、客当たりもよく是非もう一度お伺いしたい宿だったのだ。
後日、滝の湯のサイト確認したら、8月から再開するとのことだ。良いところだから是非入りたかったのだが。。
松川渓谷温泉を後にし、滝の後ろ側に行ける雷滝にに向かった。
実は、一望閣を出るときに我々がみんなでサービスになっていたドリンクを喫茶店で飲んでいたとき色々とどこに行くか語り合っていたところ、他のお客さんが「松川渓谷に行くなら、雷滝行くといいよ」と教えてくれたのだ。
雷滝は駐車場から少し階段をくだったところにあり、滝の後ろに通路がある。中々滝を後ろから見ることなどないので、感激だった。
さすがに間近でみる滝は迫力がある。
ちなみに、雷滝とは、雷のように大きな音がするから雷滝というらしい。さすがに滝に手が届きそうなところから見れるだけあって、名前の由来どおり音はすごかった。
我々は、雷滝を後にし山田温泉で昼食を取り山田温泉には入らず、子安温泉へ向かった。
山田温泉に入らなかったのは、別に山田温泉に入りたくなかったわけではなく、時間が無かったのだ。
個人的には前回来た時は、買い物だけして今回は昼食だけ。
縁が無いのだろうか。。。
(上:雷滝)

さて、子安温泉
今回入った温泉はどこも硫黄の香りが強い硫黄泉だが、ここは塩化物温泉。
黄色掛かった白色の湯で、丁度良い温度の湯だ。
また、木造の建物ですごく落ち着く。特に暑めで硫黄の香りが強い温泉が続いたこともあり、なんとなくのんびりできる良い温泉だった。
お風呂から出ると、お茶かコーヒーがサービスで頂ける。
子安温泉は個人で経営している日帰り温泉施設で、色々とお話を聞かせていただいた。
泉質が良くリピーターが多く、まさに良い温泉であることを物語っている。
我々は、子安温泉を後にし帰路に着いた。

今回の旅行はいろんな人に出会い信州の人たちの暖かい心に触れることが出来た、楽しいたびであった。
(上:子安温泉

【サイト管理者/写真 カメラマン・道具係】

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